電気自動車を買って1週間で気づいた良い点3つ・悪い点3つ|試乗では分からなかったリアル

購入・売却・比較

電気自動車のIONIQ5を購入してから、約1週間が経ちました。

購入前には、Carjany(カージャニー)でIONIQ5を何度か利用し、試乗会にも参加しました。
そのため「ある程度は分かっているつもり」で購入したのですが、実際にオーナーとして生活の中で使い始めると、試乗だけでは気づかなかった点もいくつか見えてきました。

たとえば

  • 実際に毎日使うからこそ分かる便利なポイント
  • カタログや試乗では気づきにくい操作性
  • スマートフォン連携などの細かい使い勝手

などです。

この記事で分かること

この記事では、IONIQ5を納車して1週間使ってみて感じた

  • 良い点(満足しているポイント)
  • 悪い点(少し気になったポイント)

を、IONIQ5を検討している方にも分かりやすいように整理してまとめました。

「試乗では分からない実際の使い勝手」や
「オーナーになって初めて気づいたポイント」を中心に紹介しています。

これからIONIQ5の購入を検討している方や、
「実際のオーナーの感想を知りたい」という方の参考になれば嬉しいです。

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良い点①

グラビティゴールドマットは「ほとんどゴールドに見えない」

納車してまず驚いたのが、ボディカラーです。

IONIQ5にはいくつかカラーがありますが、私は当初サイバーグレーメタリックを検討していました。
ただ、画面や写真で見た印象と実車の色味がかなり違って見えたため、最終的にグレーは候補から外しました。(あくまで個人の印象です)

そこでヒョンデの担当の方に勧められたのがグラビティゴールドマットでした。

ちょうどCXC横浜には点検で入庫していた同色の車両があり、室内で実車を見せていただけることに。
屋内ではありましたが、落ち着いた色味で自分のイメージにはかなり近い印象でした。

ただし、その車両はお客様の車だったため移動はできず、太陽光の下で確認することはできませんでした。

その時に言われたのが

「IONIQ5のイメージカラーなので、変な色ではありませんよ」

という営業トークでした。
最終的にはその言葉にも背中を押され、その日のうちに契約しました。

実際に納車されて太陽光の下で見てみると、この色はかなり独特です。

名前から想像するとゴールドが強い色に思えますが、実際はかなり落ち着いたトーンです。

曇りの日や屋内では

  • シルバーや薄いグレーに近い色

太陽光の下では

  • ほんのりゴールドが浮かび上がる

という印象です。

多くの時間はシルバーやライトグレーに見えるので、派手すぎないところも気に入っています。

納車直後にコーティングも施工したこともあり、
現在のところマット塗装の質感はとても綺麗に保たれています。

良い点②

デジタルキーの感度がかなり良い

個人的にあまり期待していなかった、というより未知数だった機能がデジタルキーです。

デジタルキーとは、スマートフォンを車の鍵として使える機能で、
スマホを持っているだけで

  • ドアの解錠
  • ドアの施錠
  • 車の起動

などができる仕組みです。

実際に使ってみて驚いたのが、その反応の良さでした。
スマートフォンを持って車に近づくと、

体感では9割くらいの確率で自動解錠します。

残りの1割は、スマートフォン側の通信状態や調子が悪いときに反応が遅れる程度です。

そのため、納車してから現在まで

物理キーを一度も使っていません。

スマートキーを持ち出す必要がないため、
想像していた以上に快適な機能だと感じています。

ちなみにヒョンデ車の扱いに慣れたCarjanyの担当の方によると、

車両によって反応に多少差が出ることがある。」

とのことでした。

スマートフォンの機種や設定、
あるいは車両側の個体差なども影響しているのかもしれません。

それでも、日常的に使う機能としては
かなり満足度の高いポイントの一つです。

良い点③

意外と便利だった「肘置き下スペース」

実際に使ってみて、想像以上に便利だと感じたのが
センターコンソール周辺の空間です。

IONIQ5のセンターコンソールは
前後にスライドできる構造になっています。

公式では「スライドコンソール」と呼ばれており、
140mm前後に動かすことができます。

この構造のおかげで

  • 前席・後席のどちらからでも使いやすい
  • 後部座席からもUSBやカップホルダーを使える

といったメリットがあります。

そして実際に使ってみて便利だと感じたのが、
肘置きの下にある空間です。

このスペースがちょうど
バッグ置き場として使いやすいサイズになっています。

我が家では自然とここが妻のリュック置き場になりました。

IONIQ5は全体的に

  • 細かい収納はそれほど多くない
  • その代わり室内空間はかなり広い

という特徴があります。

そのため、細かく区切られた収納というより

空間を自由に使うタイプの車だと感じました。

最近、公式ショップで見つけた
「マルチトレイ スリムタイプ(現在品切れ)」が気になっているので、導入も少し検討しています。

IONIQ5は世界中で人気の車種ということもあり、
今後は収納系のオプションやサードパーティー製アクセサリーも
さらに充実していくことを期待しています。

悪い点①

Blue Linkはmineoだとほぼ使えない

これは、実際に使い始めてから気づいた意外な落とし穴でした。

IONIQ5にはBlue Link(ブルーリンク)という遠隔操作機能があります。


スマートフォンの専用アプリを使うことで、離れた場所から車の状態を確認したり、操作したりすることができます。

具体的には次のような操作が可能です。

  • エアコンの遠隔操作
  • 車両状態の確認(バッテリー残量など)
  • ドアロックの操作

とても便利な機能なのですが、私の環境では問題がありました。

現在、スマートフォン回線として格安SIMのmineo(1.5〜3Mbps)を使っているのですが、この回線ではBlue Linkアプリがほぼ開きません。

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たまにアプリが開いても

  • 車両状態が表示されない
  • 操作が反映されない

という状態になることがありました。

そこで試しにpovo回線に切り替えてみたところ、Blue Linkはすぐに正常に動作しました。

このことから、Blue Linkは

回線品質や通信速度、混雑状況に影響される可能性がある

と感じています。

念のため、ヒョンデのカスタマーセンターにも確認してみました。

その回答は次のような内容でした。

Blue Linkを使用するために必要な通信速度の基準は特に決まっていません。
ただし、昼や夕方など回線が混雑する時間帯や接続しにくい場合は、公共Wi-Fiの利用を推奨しています。

つまり、公式としては
「特定の通信速度は設定していないものの、通信環境によっては動作に影響が出る可能性がある」という認識のようです。

Blue Link自体は非常に便利な機能なので、
このあたりは今後のアプリ改善にも期待したいところです。

悪い点②

ワンペダルモードは強さ調整ができない

IONIQ5には、回生ブレーキを最大限に使い、アクセル操作だけで減速から停止まで行える

i-Pedal(ワンペダルモード)という機能があります。

回生ブレーキとは、減速するときのエネルギーを電気として回収し、バッテリーに戻す仕組みです。
EVではこの回生ブレーキを強く使うことで、ブレーキペダルをあまり踏まずに運転できるようになります。

私自身は購入前、

「停止時のブレーキの強さも調整できる」

と思っていました。
(試乗時にそのような説明を受けた記憶があります)

しかし実際に使ってみると、

i-Pedalは ON / OFFのみ で、
停止時のブレーキ強さを細かく調整することはできませんでした。

また、前方に車両がいる場合は
車間距離に応じて減速の仕方が変わるため、
状況によってブレーキの効き方が調整されるような挙動になります。

ただしこれは、
ドライバーが任意で「停止の強さ」を設定できるものではなく、
あくまで車両側が状況に応じて制御
しているものです。

そのため、

  • i-Pedalの基本的な挙動は ON / OFFのみ
  • 完全停止までのブレーキフィーリングは固定

という仕様になっていました。

体感としては、
Tesla Model3のワンペダルブレーキと比較すると、IONIQ5のi-Pedalはやや弱めに感じます。

もしModel3を「回生ブレーキ強さ3」とすると、
IONIQ5のi-Pedalは「1〜2程度」の印象です。

回生ブレーキの強さ自体は調整できる

IONIQ5では、回生ブレーキの強さ自体は

  • レベル1
  • レベル2
  • レベル3

3段階で調整できます。

ただしこれはあくまで減速の強さの調整であり、
i-Pedalの停止フィーリングは固定されています。

もし私が設定を見落としている場合は、ぜひ教えていただきたいところです。

Autoモードについて

IONIQ5にはもう一つ
Autoモード(オート回生ブレーキ)があります。

これはハンドル裏の右パドルを長押しすることで起動します。

Autoモードでは

  • 回生ブレーキの強さを3段階で調整可能
  • 前方車両に合わせて減速する

という特徴があります。

ただしこのモードは

完全停止まではサポートしません。

前方車両に追従して減速はしますが、
最後は自分でブレーキペダルを踏む必要があります。

Autoモードの減速からフットブレーキへの移行は比較的自然で、
大きなショックはありません。

ただし多少の慣れは必要だと感じました。

同乗者がいる場合は減速のタイミングに気を使うこともあるため、

私は現在i-Pedal主体で運転することが多いです。

このあたりの違いは、
短時間の試乗では気づきにくいポイントでした。

悪い点③

シートヒーターの操作が少し面倒

IONIQ5には

  • シートヒーター
  • シートベンチレーション(シートクーラー)
  • ステアリングヒーター

といった快適装備が搭載されています。

操作方法はテスラのように画面だけではなく、
物理ボタンでも操作できるようになっています。

これは個人的にはとても良いポイントだと思います。

ただし、実際に使ってみると少し気になる点もありました。

IONIQ5のシートヒーターは、
ボタンを押すと3段階で強さを調整できます。

ただ、その動きが少し独特です。

ボタンを1回押すと最大(3段階の「強」)になります。

つまり

1回目:強
2回目:中
3回目:弱
4回目:OFF

という順番です。

そのため、実際によく使う 弱(1)に設定したい場合
ボタンを3回押す必要があります。

個人的には

  • 最初は「弱」
  • 次に「中」
  • 最後に「強」

という順番の方が使いやすいのではないかと感じました。
ちなみに切るときは長押しでオフにできます

実際の使用では「弱」で十分なシーンが多いため、
毎回ボタンを3回押すのが少しだけ面倒に感じています。

とはいえ操作自体はシンプルなので、
慣れてしまえばそこまで大きな問題ではありません。

番外編

長時間運転ではシートが少し硬く感じることも

これは完全に個人差があると思いますが、
長距離を運転していると骨盤周辺に少し疲れを感じることがあります。

特に私の場合は、
骨盤の右側あたりに軽い痛みを感じることがありました。

IONIQ5のシートは、骨盤を支える部分がやや張り出した形状になっており、
長時間座っていると その部分が当たり続けることで疲れを感じるのかもしれません。

ただし、これはIONIQ5特有というより
シート形状の好みや体型との相性による部分も大きいと思います。

実際、以前乗った Tesla Model3でも似た印象がありました。

Model3のときは特に顕著で、
テスラの営業の方から

長距離が多い方はシートマットを入れると改善することがあります

と、オプションのシートマットを勧められたこともありました。

IONIQ5の場合はまだ納車から日が浅いため、
今後シートに身体が馴染んでくる可能性もあると思います。

もし同じように長距離運転が多い方は

  • シートポジションの微調整
  • クッションやシートマットの使用

などで改善する可能性もありそうです。

まとめ

IONIQ5は、実際に所有してみて とても満足度の高い車だと感じています。
一方で、オーナーになって初めて気づくポイントもいくつかありました。

今回紹介した内容を整理すると次の通りです。

良かった点

  • グラビティゴールドマットの落ち着いた質感
  • デジタルキーの感度の良さ
  • センターコンソール下スペースの使いやすさ

気になった点

  • Blue Linkは通信環境によっては使いづらい
  • i-Pedal(ワンペダル)の強さ調整ができない
  • シートヒーター操作の仕様

といった部分です。

どれも致命的な欠点というわけではありませんが、
実際に生活の中で使ってみて初めて気づくポイントでした。

今回あらためて感じたのは

EVは試乗だけでは分からない部分が多い

ということです。

私は購入前にCarjanyでIONIQ5を何度か利用してから購入しましたが、
それでもオーナーになってから見えてくる部分はありました。

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これからIONIQ5の購入を検討している方にとって、
この記事が 実際の使用イメージを掴む参考になれば嬉しいです。

今後もIONIQ5の実際の使用感やEV生活について、
実体験ベースで紹介していきます。

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